永さの米国株投資日記

投資歴〇〇年の永さが始めた米国株投資の備忘録です

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2020年5月18日 SPDRポートフォリオ500グロースETF (SPYG)の投資戦略

どうもどうも永さ(https://twitter.com/nagasa79231884)です。

 

SPDRポートフォリオ500グロースETF (SPYG)は「S&P 500グロース・インデックスと同水準の投資成果を目指す 」という目的を掲げているステート・ストリート発行のETFです。

 

価格:40.83$

利回り:1.44%

経費率:0.04%(最安水準)

投資対象:275(比較的分散されている)

 

ここ10年ほどのグロース株のパフォーマンスはいずれも絶好調で2倍、3倍は当たり前といった状況です。SPYGも例外ではなく、10年前と比較した場合に価格は4倍以上になっています。皆さんもご存知の通り、米国にはSPYG以外にも多くのグロース株を対象としたETFが存在します。VOOG、VUG、QQQなどがよく知られていますが、経費率や投資対象に若干の違いがあるものの、パフォーマンスやボラティリティに関し似たり寄ったりな印象です。

 

そんな中でもさまざまな指標からベストを探すことはできるのですが、あえてここではそのような解析はナシにします(有名な米国株ブログにたくさん情報がありますのでそちらをどうぞ)。永さ独自の視点でSPYGを選んだ理由を言うならば、

SPYGは1株あたりの価格が安い

ということです。2020年5月18日時点で、先に示したVOOG、VUG、QQQとの価格の違いを以下に示します。

 

VOOG:171.15$

VUG:183.15$

QQQ:223.27$

SPYG:41.11$

 

SPYG以外は日本円換算で18000円以上でないと購入できません。一方、SPYGは4500円ほどで1株購入できます。これに何のメリットがあるかというと、ドルコスト平均法に基づいた分散投資がしやすいということです。

 

2020年3月のニューヨーク市場のボラティリティの高さは記憶に新しいかと思います。NYダウが1000$下落したかと思えば、1000$上昇、そして2000$近く下げ、その日のうちに1000$戻すといった感じでした。そのなかでもグロース株は市場変動に敏感であるために連動した形で大きく動きました。ドル円も大きく動きました。

 

うまい人は絶妙なタイミングでドル転し、価格の安いところで購入するといったことできるのでしょうが、正直素人には(プロにも?)無理です。そのような相場は大きなチャンスでもありますが、底値を見誤ると長期間にわたり含み損を抱えることになります。

 

そのために先人はうまいことを考えました。ドルコスト平均法です。一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資することで高値掴みを防ぎ、さらに為替変動のリスクを減らすことができます。

 

ただし、ここで問題があります。国内で売られている一般的な投資信託と違って、米国株購入は多くの証券会社で最低買付単位の1株からしか購入できません。すなわち、VOOG、VUG、QQQFは18000円以上を複数回に分けて買うことになります。ひと月20営業日で分けて購入した場合、ざっくりとした計算で36万円以上が必要となります。一方、SPYGは9万円で可能です。

 

以上は資金力があり余力が多い人には何の意味もない情報かもしれませんが、庶民にとってはとてもとても大事なことであると思います。

 

細かく分散してグロース株を購入できる

 

という所がSPYG購入の大きなメリットと永さは考えます。

 

最後に永さ自身の計画です。SBI証券での定期買い付けを利用して、円貨決済で火、水、木、金と週4日間1株ずつ購入することにしています。20営業日で月に9万円、年間で110万円ほどの購入予定です。なお、このような買い方をしようと思ったのは2019年末からの手数料値下げで少額購入でも買いやすくなったためです。以前はまとまった数を買わないと手数料が割高になり、なかなかこのような買い方はできませんでした。分散投資への投資環境が整ったということですね。

 

辛抱強く数年単位で定期購入を進め、どれだけのパフォーマンスになるか見ていくつもりです。

 

 

<SPYGの投資戦略まとめ>

・できるかぎり細かく分散して長期間購入を続けていく

 

 

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