永さの米国株投資日記

投資歴〇〇年の永さが始めた米国株投資の備忘録です

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2020年5月21日 ポストコロナを考える

どうもどうも永さ(@nagasa79231884)です。

 

永さが考えるポストコロナ。今回はどういうことが今後起きるのかについて書いていこうと思います。前回の記事はこちら。

 

nagasasue.hatenadiary.jp

 

トランプ大統領が先5月14日にドル高を容認する発言をしました。就任してから一貫してドル安を訴えてきたトランプ大統領が、2017年以来のドルインデックス100ポイント超えの中でドル高容認の発言をしたことは大変興味深いです。ただの思い付きで言ったのではないなら今後のアメリカ経済を読み解く重要なヒントになるのではないかと考えています。

 

ドル高、ドル安、それぞれにメリット・デメリットありますが、大雑把に言えばドル高では内需が、ドル安では外需が賑わいます。すなわち、トランプ大統領はこれまで米国内で生産したものを輸出することで成長シナリオを描いていましたが、国内消費に重点を置いた政策に舵を取ったのかもしれません。言わずもがな米国内総生産の半分以上を占めるのは個人消費ですのでうまくいけば劇的な経済回復がみられることでしょう。

 

しかしながら、トランプ大統領の支持層は炭鉱や自動車産業をはじめとした従来の重工業を支えていた地域の労働者です。輸出によって成り立っていたそれらの産業を見捨てるとも思えません。ドル高を容認するならばこの相反する状況をどのように克服するのか見ものだと思います。

 

このような通貨高容認と金融緩和で想起されるのは、日本における1990年代のバブル景気です。当時は日本が通貨高を積極的に容認したわけではなくプラザ合意という米国からの強制によるものでしたが、きっかけはどうであれ通貨高容認と金融緩和が同時に起こりバブルとなりました。中央銀行の金融緩和はそもそも通貨安を誘導する意味合いもありますので、通貨高政策と同時に訪れるケースはなかなかありません。日銀ほどFRBは腰が重くはありませんからバブルの兆候があれば早い段階で退治してくるでしょうが、FRBが現在の金融緩和を解除するまではこの先数カ月を底に株価は上昇基調になるのではないかと考えています

 

米国にバブル景気がやってくる

 

永さの予想するポストコロナの有力シナリオです。

 

さて、ポストコロナにおいて賑わいそうな産業と言えばやはり5Gをはじめとする通信関連でしょうか。5Gについては昨年あたりからずっと注目されていましたのでいまさらな感じではありますが、コロナ危機によって在宅ワークが増えていますので超高速・大容量通信は今まで以上に社会で重要性を高めていくのではないかと思います。ダウ工業平均構成銘柄の中ではシスコシステムズ(CSCO)やベライゾンコミュニケーション(VZ)が当てはまりますが、株価水準として割高な印象もあり、なかなか手が出しにくいです。

 

このような話はよくネット界隈では目にするものです。そこで以降は永さ独自の視点で話を進めていきます。

 

永さがポストコロナでおすすめする銘柄はズバリ「脱エコ銘柄」です。

 

外出自粛や在宅ワークを続ける中でみなさんもどこかで気づいたかもしれません。

なんだか空気がきれいになっている、普段よりも騒音がすくない。

 

21世紀となってから地球環境を良くしていこうとの機運の高まりから、われわれは知恵を出し合い、技術力で環境問題に取り組んできました。そしてそのことが太陽電池バイオ燃料、ハイブリッド・電気自動車など新たな製品や産業を生み出してきました。そのなかでのコロナ危機です。そこで、われわれは経済活動を犠牲にすれば環境は劇的によくなるということに気づいてしまいました。一方で、失業率は跳ね上がり(直近4月で14.8%)、国内総生産はマイナス成長となり(全四半期比-4.8%)、経済はボロボロとなりました。

 

では、次に何をすべきかということです。

 

やはり経済を回復させることが第一でしょう。そのためには強力な一手を打つ必要があり、きっかけとなるパワーが必要です。この駆け出しのパワーを得るためにはエコなんて言ってられません。(若干ムリヤリな感じもありますが)というわけで、永さはコロナ危機からの経済回復初期において、エコとはいえない一次・二次産業がコッソリと息を吹き返してくると考えています

 

永さの保有銘柄ではエクソンモービル(XOM)、ロイヤルダッチシェル(RDSB)、ゼネラルエレクトリック(GE)、BHPビリトン(BHP)、フォードモーター(F)が当てはまります。資源安やコロナ危機による需要減によって、どれもいわゆるクズ株と呼ばれる領域に突っ込んでいる銘柄です。長期チャートでみると完全な逆張り(つまりギャンブル)ですので必ずしもオススメはしませんが、先数カ月ほどで思惑通りの動きをすれば、個人的には積極的に買い増していこうと考えています。皮肉なことですが、バブル期に見られる金余り相場では、普段は忘れ去られるクズ株であっても盛り上がってきます。そして、積もり積もっていつかは金脈になるかも?しれません。

 

次回以降も様々な視点からポストコロナについて書いてみようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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